
QCDSという言葉を知っていますか?
おそらく、製造業や建築業に従事している方であれば聞いた事があったり、当たり前のように使われているという人がほとんどだと思います。
ただ、どんな業種でも、どんな職種でも、仕事においてこのQCDSを意識することが大切なことです。
では、QCDSとは何かというと・・・
Q・・・Quality(品質)
C・・・Cost(コスト)
D・・・Delivery(納期)
S・・・Safety(安全)
仕事において、アウトプットの品質・精度を満たすこと。
仕事において適切なコストに抑えること。コスト=時間と置き換えても良いです。適切な時間で仕上げること。
仕事において、納期(締切)を守ること。
仕事において、安全や情報を守ること。
どれも大事ですよね。
大事なのですが、それぞれどれが適切なのかを把握せずに仕事をしている人を良く見かけます。
それを把握していないので、仕事の品質が低くて、やり直しをさせられたり、逆に求められている品質以上のものを作って、時間をかけすぎてしまって怒られたり、締め切りに間に合わなくなったり・・・。
仕事を適切に行うためには、仕事を始める前に、このQCDSを明確にしておく必要があります。
仕事を依頼されるのが、お客様であれば、お客様に対してそれらを確認する。
依頼されるのが、上司であれば、上司に対して、それらを確認する。
すごく当たり前の事なのですが、それを怠っていたり、曖昧にしていたり、漏れていたりして、結局誰も得をしないことが起こっていることが往々にしてあります。
まずは、仕事に取り掛かる時に、このQCDSを明確にするところからですね。
基本ですが、最も大切なところです。