
仕事において、「結果がすべて」というと、日本ではかなりドライな感じがしますね。
なので、これを言えば、冷たいとかブラックだとか、もっと頑張りを評価して欲しいとか嫌われる事にもなるので、直接的に言う事はあまりないように思います。
しかし、残念ながら現実は、「結果がすべて」という事になっています。
最終的に、仕事に80点は無く、0点か100点、合格か不合格しかありません。
厳しいですね。
でも、会社とは、存続していかないと、会社が求めるビジョンやミッション、存在意義を実現していく事も出来ませんし、従業員を維持していくことも、給料も出していくことも出来ません。もちろん、成長していく事も出来ません。
会社運営で一番悩ましいところです。
だから、「結果がすべて」ということなのです。
実際に、部活の試合やコンクール、高校受験や大学受験でも同じような体験されたことと思います。最終的にどれだけ頑張ったかではなく、外的な評価は、結果がによってすべて合格か不合格が決めれていたと思います。
内的な評価(自分自身の評価)は、頑張りを評価という事もあると思いますし、それもあって良いと思います。
ただ、外的な評価(仕事での評価)は、結果での評価になってしまうということです。
だからこそ、「結果ばかり見ずに頑張りを見てくださいよ」と言いたい気持ちもわかりますし、頑張りも大事ですが、仕事をする上で「結果がすべて」という考えを持っておく必要があります。
仕事がデキル人は、それの考えを前提に持っています。「結果がすべて」と。
この考えを持っていると発想や行動も変わります。
ただ、頑張るではなく、結果を出すためにどうすれば良いか?もっと効率的に結果を出すためにどうすれば良いのか?ということを考えて行動するので、結果として、成果×時間×余裕を生み出す仕事の仕方をしていくことになります。
そして、その仕事の仕方が他の人にも良い影響になり、結果として、結果とプロセス両方を評価されるようになっていきます。
今一度、自分がどこに意識を向けて仕事をしているか?見つめ直してみてはいかがでしょうか?
追伸:コンサルティングの中では、結果だけではなく、プロセスもきちんと評価してあげましょう!モチベ―ションにも関わるし、その頑張りが間違っていないのかあっているのかのフィードバックをしてあげることも大切ですから。ということで人事評価などの提案をしています。つまり、プロセス評価をするかどうかは、会社が考えることで、働く人は、結果がすべてと考えることがお互いにうまくいくことです。
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