
仕事は、楽しい事ややりがいを感じる事もありますが、いつもそうではなく、理不尽なことも、不安になることも、大変なこともあります。
そんな時に・・・
不満や不安、大変なこと < 楽しい、面白い、やりがい
となれば、その仕事は続けていくことが出来るでしょう。
しかし・・・
不満や不安、大変なこと > 楽しい、面白い、やりがい
となって、それが続いていくと、仕事を辞めたくなったりすることでしょう。
もし、過去そういった事があって、仕事を辞めたことがあっても、結果としてその後の人生が良くなっていくようであれば、良い選択をしたということになります。
でも、そうでないと感じているならば、どうにかしたいとところですね。
不満や不安、大変なこと > 楽しい、面白い、やりがい
なってしまっている時に、式から考えると、不満や不安を減らすか、楽しい、面白いことを増やすか、その両方かということになります。
ただ、振り返ってみるとわかると思いますが、不満や不安、大変な事に意識 > 楽しい、面白い、やりがいとなっている時、楽しい、面白い、やりがいなどが感じられなくなってしまいます。
等式で見ると、不満や不安、大変な事に意識:楽しい、面白い=7:3とかのような気がしますが、実際は、不満や不安、大変な事に意識:楽しい、面白い=10:0 とか 9:1のような感じになっていると思います。
なぜならば、人間は、相反するような事を同時に感じることが出来ないからです。
「不満と楽しいを同時に感じてください」と言われたら、どうですか?
難しくないですか?
「不満と大変なことを同時に感じてください」と言われた、どうですか?
なんとなく感じられますよね。
このように人間は、相反するものを同時に感じにくくなっているので、不満に焦点が当たれば、楽しいことが感じられなくなります。
逆に、楽しいに焦点が当たれば、不満を感じられなくなります。
もし、そんなことないよという人がいたら、それは、一瞬で楽しいから不満に変わっているということです。
同時ではなく、変化しているということです。
つまり、何がココでお伝えしたいかということ
不満や不安、大変なこと > 楽しい、面白い、やりがい
となってしまった場合、一旦その場から離れて、冷静になった上で、最初は、無理やりでも楽しい事や面白い事、やりがいを感じることです。すぐに感じられなければ、過去そう感じたことを思い出しても良いです。
すると、焦点が変わってくるので、
不満や不安、大変なこと < 楽しい、面白い、やりがい
と等式が変わってきます。
無理やりという事に、違和感や抵抗を感じる人もいますが、それで自分の人生が良い方向に向かわないのであれば、そんな事を言っている場合ではないはずです。
最初は、違和感や抵抗があっても、続けていくと自分のマインドや気持ちを切り替えるスイッチに変わっていきます。
そんなスイッチを作っておくことは、仕事をする上では、大事なことです。
なぜなら、不満や不安、大変な事が必ずあるからです。
こういったスイッチをつくれるかどうか、持っているかどうかが仕事の土台にもなります。