
企画力というと、マーケティングや営業、商品や事業開発部門、上位職の人たちの能力を思われがちですが、皆さんはいかがでしょうか?
企画書など作った事がないという人も結構いると思います。
であれば、自分には関係ないのない事とか思ってしまいますよね。
また、いきなり企画書を作れと言われて、とても苦労した経験がある方もいると思います。
企画とか憧れるけど、難しそうと思っている方もいる人もいると思います。
でもですね。自己成長と企画力は連動します。
自己成長したい人にとっては、企画力は必要不可欠です。
なぜならば、自分自身を自己成長させる企画が必要だからです。
計画が立てるのが苦手とか、自分のキャリアプランを立てたいけど、立てれないという事を良く聞きます。
これは、企画力が不足しているからです。
クライアント企業に新しい社員(新卒、中途、パートに限らず)が入社してきた時は、自己成長計画を立ててもらいます。
まずは、1年後、半年後、3ヶ月後の自己成長のゴールとそのための計画(どんな業務に関わって、そのためにどんな知識やスキル、考え方をどのタイミングで、どのように身に付けていくのか)ですね。
会社が求める大体のゴールは伝えますが、基本自由に書いてもらいます。自分自身の事だし、自分自身の人生の一部のことですからね。
どんな結果になると思いますか?
大体、こんな風になります。
「作れませんでした」
「自分が1年後どうなりたいのかわかりませんでした」
「なんとなく、どうなりたいかのゴールは出来たんですが、どんな知識やスキルを磨いていけばそうなるのかがわかりませんでした」
「スケジュールに落としていったのですが、このスケジュールで出来るのか?ゴールに達成できるのかわかりません」
「やることいっぱいで、不安になってきました←(この場合、ゴールが曖昧なので、行動も曖昧になってます)」
会社からの制限(いついつまでにこうしろとか、この知識やスキルを身に付けろなど)があるわけでもないのに、自分自身の計画が立てられない。
これは、業務に携わった時にも、仕事の仕方に現れてきます。
根本は、企画力が不足しているからです。
与えられた命題の仕事を考え、計画立ててやっていく。
目標は何か?問題は何か?
何が出来て、何が出来ないか?
出来ないものは、誰かにお願いするか?自分が出来るようにするか?
自分が出来るようにするには?誰に聞けば良いのか?何を学べば良いのか?どんなスキルアップをすれば良いのか?
などなど、問いかけを繰り返し、答えを整理し、シンプルにしながら計画に落としていく。
これが普段の仕事の企画になります。
大小はありますが、ほとんどの仕事には、考えるという事が入ってくるので、企画という能力が必要になります。
また、AIやロボットが労働市場に入ってきているので、人間がする仕事は、ほとんどが企画の仕事になるわけなので、仕事をする上でも必須になるわけですが
ただ、仕事以前に自分自身への企画(自己成長への企画・キャリアの企画)は、自分自身の人生に関わる事なので、しっかりとプランニングしておきたいところです。
キャリア計画があるから、ブレない自分にもなるし、達成感も感じられるし、成長している感も感じることが出来ます。
でも、そのキャリア計画がないまま仕事をすると、ゴールがないマラソンをひたすら走っているだけになるので、やりがいを感じれなくなったり、疲弊してきます。
自分自身の人生を豊かにしていくために、仕事を充実したものにするために、企画力を高めていって下さい。
また、企画力が高まれば、問題も悩みも将来への不安についても、いろんなものがスッキリしてきますよ。
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