
どんな仕事でも仕事の定義は同じです。
それは、与えられたものに付加価値をつけて、次に渡すということ。
インプット ⇒ プロセス(仕事) ⇒ アウトプット
例えば、上司から指示を受けて、資料を作成するとします。
上司からの情報 ⇒ 資料作成 ⇒ 資料化 となり
上司からの情報を資料という形にすることで
誰でも見れて、共有しやすい状態という付加価値がついた
ものになったという事になります。
必ず、小さな事でも雑務でも、
与えられたものに付加価値をつける事が仕事と言えます。
ただ、付加価値ですので、相手が求めるものでなければ
価値がついたとは言えません。
仕事を行う事は、付加価値をつけるということ。
であれば、どんな付加価値を付けたら良いのか確認しておかないと
仕事をしたということにはなりません。
先ほどの資料作成という仕事でも
相手が望む付加価値がついた資料でないと仕事をしたと
言えないわけです。
どんな資料(アウトプットイメージ)を望まれているのか?
何ページくらいで、どんな内容が入っていて、どんな表現をされたものか?
参考となる過去の資料があるかどうか?
この資料は何のためのものか?
誰が何のために、どこで使うのか?
資料は、いつまでに仕上げる必要があるのか?
作成の途中段階で、間違っていないか確認してもらう必要があるのか?
その確認してもらう日時は、いつか?
資料の付加価値。つまり、目的とゴールを明確にしておくということです。
仕事を受ける時に、この目的とゴールを確認せずに
仕事を受けて、そして、何度も手直しになっている人をよく見ます。
時間や労力、精神的に疲労して、結局誰も得をしないという
残念な仕事の仕方になってしまいます。
最初に確認しておけば、そんな事になることはないのに
資料を作成することに一生懸命になって、どんな付加価値をつければよいのか
の確認に一生懸命になっていない。
仕事を依頼する人も目的やゴールを言ってくる事は、ほとんどないですから。
さらに言えば、依頼する人も明確になってなくて依頼している場合が良くありますから。
だから、受ける側が自分を守る意味でも確認する必要があるわけです。
なので、仕事を効率的にかつ効果的に進めるために
どこに力を入れれば良いのかおさえている人は、仕事が早く
結果も出て、やりがいを感じることが出来ています。
今一度、あなたの仕事の仕方、力の入れているポイントがズレていないか
見直してみてはいかがでしょうか?