
勤めている会社でスムーズに仕事をしていきたいのであれば、会社の歴史や経営者の歴史を知ることをおススメします。
特に中小企業であれば、なおさらです。
どうして、知る必要があるのでしょうか?
それは、会社の風土や会社で言われている事が歴史を知る事で良くわかるからです。
例えば、「絶対に失敗するなよ!」を厳しく言われているとします。
それだけ聞くと、「厳しいなぁ~、嫌だなぁ~」という感情が湧いてきます。
しかし、会社の歴史を聞くと、過去ちょっと失敗した事で、大きな損害につながり、会社が傾きかけたということがあるかも知れません。
意外にこういうことってあったりします。
だから、何度も何度も失敗するなよという言う風土が出来上がってきたのだということがあります。
その歴史を聞くことで、自分がそこまで思っていなかった失敗のリスクを初めて知る事になり、一層仕事の精度を意識するようになり、結果として仕事の成果につながることも多々あります。
私自身は、コンサルティング会社に入社した時には、必ずコンサルティングする会社の歴史や経営者の歴史、幼少期はどんな子供だったのかということを聞くようにと教えられました。
それがわかると、経営者が言っていることがわかってくるからという指導を受けました。
確かにそうなんですよね。
社員からは不満に思われていることでも、その歴史を知ると、すごく全うな話しであることが良くあります。
私の役目は、それを代弁者として従業員の方にお伝えすることでもあります。
昨日も新入社員の研修を行ったのですが、必ずそこの社長に、会社の歴史や経営者の歴史を語ってもらったりもします。
また、経営者が子供の時にどんな子供だったのかを知る事で、経営者の思考がわかってくることも多々あります。
男性の経営者によく聞くのが、カブトムシが好きだったか?クワガタが好きだったか?
コレだけでもいろんな事がわかってきます。
もし、今勤めている会社の歴史を知らない、経営者の歴史を知らないということであれば、一度聞いてみてはどうでしょうか?
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