
資料づくりが苦手だったり、作成にすごく時間がかかってしまったりしている人は、まずは、資料の作成の手順を見直してみることをおススメします。
今は、資料はほとんどパソコンで作っていることと思いますが、いきなりパソコンに向かって、資料作成を始めていませんか?
資料づくりが得意な人は、この方法でやって良いです。
しかし、資料作成が苦手だったり、時間がかかってしまう人にとっては、このやり方はNGです。
なぜなら、資料の内容が頭の中で固まっていないのに、パソコン作業に入る事は、非常に効率が悪いことが起こるからです。
それは、考える事と、単純に資料をつくると作業を同時にやらないといけないからです。
考える事と作業する事は、別々の事なので、使う思考も違うし、脳の消費量も半端なくなります。
考えながら作る。でも、考えがまとまっていないから、作成の作業もはかどらない。修正が多い。
段々と集中力もなくなり、パソコン内にある他のもの(例えば、メールなど)に気が行ってしまって、別の事を考えてしまったり、そっちをやってしまったり・・・
気づけば、「もうこんな時間になのに、まだ全然できてない!」なんてこと、ありませんか?
資料づくりが苦手だったり、時間がかかっている方は、考える事と作成作業する事を分けることです。
考えがまとまるまで、パソコンは、触らない!
頭の中で整理できなければ、紙に書きだして、整理する。(これをパソコンでササっと出来てしまう人は、パソコンでやってもOK)
整理出来たら、パソコンに向かって、資料をつくる。この時は、考える作業はないので、ただただ作ることに没頭出来ます。
すると、効率的に作業が進み、脳の消費量も減り、時間短縮出来ます。
頭がクリアになって作業するので、心にも余裕が生まれて、精度が高い資料が出来上がることが出来ます。
「成果×時間×余裕」を生み出す資料作成方法ですね。
もし、完全に整理できずに時間がかかってしまうという人は、一部だけ整理して、パソコンで作業して下さい。
すると、一度、考えて、資料作成という過程することで、さらに頭の中が整理していく事があります。
なので、そのあとに、もう一度、パソコンから離れて、整理していくということです。
もし、思い当たる人がいれば、ぜひやってみて下さい。