
今日は、成人式ですね。
成年になる人を祝うということですが、現行制度では、基本には20歳以上が成人とされています。社会が成人と認める日ということになります。
これは、社会のルールに従って、自立して生きていくことを意味します。
成人というのは、社会のルールの中に存在しているということになります。
成人と社会人では、意味が異なりますが、社会人も社会のルールの中に存在している人ということになります。
会社員になると、会社のルールに従って仕事をする人ということになります。
仕事力を高める上で、この定義をしっかりと認識しておくことがとても大事になります。
社会には社会のルールがあるように、会社には会社独自のルール(風土や就業規則、制度やビジョンや目標など)というものがあります。
会社員であるという事は、その会社独自のルールに従って仕事をするという事になります。
言えば当たり前ですが、現在は、「やりたい事をやる!」「自由に仕事がしたい!」などという風潮がありますが、それが前提に来るとおかしな話しになります。
前提は、会社の独自のルールに従って仕事することになります。
本当に仕事力を高めたいと感じるならば、同じ前提に立つ必要があります。
仕事力を高めようとしたとき、会社が求めるものとは違う仕事力を高めたところで、その会社からは評価はされません。その能力を発揮出来ないばかりか、発揮できないので、仕事力が高まったという感覚すら生まれません。
誰が得するんでしょうか?誰も得もせずに、喜びも感じられず、悲しい結果しか待っていません。
でも、会社が求める仕事力を高めた時、会社から評価されます。喜ばれます。自分の嬉しく感じます。また、仕事力が高まったと感じます。自信も付きます。
ある会社では、役に立つ仕事力も他の会社では、全く役に立たない仕事力もあります。
あなたが仕事力を高めたいと感じるならば、まずは、あなたが勤めている会社や職種、上司が求める仕事力が何かを正確に把握しておくことが、最初のスタートです。
あなたは、それを正確に把握されていますか?
1年の始めなので、年間の目標という意味でも、その仕事力を会社や上司に確認する良い機会になりますよ。
それを聞いてくる部下や従業員は、それだけでも評価されますからね。