
将来、起業したいと考えているならば、今から働き方を変えた方が良いですね。
例えば、営業をやっていた人が、起業すれば、営業だけやっていれば良いということにはなりません。
経営戦略や商品企画、折衝、財務、労務管理、法務などなど、これまでやった事がなかったことが膨大に発生してきます。
その時にも、生産性が高い仕事術が大切になるのですが、その時になって、それらを学んで実践していく事はある意味不可能に近いです。
なぜならば、立ち上げ当初は、売上を上げる事に最重要視しなければいけないからです。
なので、勤めている時から、そういった事を学んでおくのが良いわけですが、それをわざわざビジネススクールなどにいく必要もありません。
なぜならば、そういった事をやっている人たちが今の会社にいるからです。
今の会社には、基本的に経営機能が存在しています。
働いている間に、そこから吸収していくことです。
自分の以外の人たちがどんな仕事をしているのか?他の部署の人たちがどんな仕事をしているのか?
その人たちと交流をして、教えてもらうことです。
ビジネススクールに行かなくても、無料で実践で使えるものを学ぶことが出来ます。
こういう事をしていると、周りの人や他部署の仕事の内容もわかり、どのように自分の仕事を進めていくとスムーズにやり取りや連携が出来るかどうかもわかってきます。
人間関係も構築しているので、あなたにとって良い職場環境にもなります。
そして、もし昇進して階級が上がっても、他部署の事がわかっているので、他部署との調整のマネジメントもしやすくなります。
起業すると言っても、結果として会社貢献にもつながります。
今までは、自分には関係ないと思っていたことが、関心があるものに一瞬で変わる魔法の方法でもあります。関心がなければ、吸収は難しいものになりますが、関心があれば、自然と吸収していくことが出来ます。
また、これは、起業をするしないに関わらず、仕事力を高めていきたいということであれば、こういった意識を持って働くことは、とても有効な手法の1つです。
起業するつもりがなくても、起業するとしたらということで働き方を変えていくと、結果として、仕事力が飛躍的に高まっていくことになりますよ。