
仕事という時間は、1日の中で大きな割合を占めます。
それも含めて、人間的にも成長していくのは、ほとんどが「仕事の中」でと言えます。
また、実際に本やインターネット、セミナーや人からのアドバイスをもらっても、最終的に身に付いていくのは、実務を通してと言われています。
資格を取得しても、実務をやらないと実際には出来ないと言われていることが、この事を表しています。
一つ一つの仕事、一日一日の仕事を真剣に向き合えば、ドンドン成長できるということです。
その「真剣に」という事。人間なので、そこまで真剣になれなかったり、手を抜きたくなったり、楽をしたくなったり、今日はイイやという気持ちになることがあります。
この真剣さをどのようにして高める事が出来るかということが、別の側面で成長のカギとなります。
今回は、その1つの方法をお伝えします。
それは、自分以外の人をすべてお客様だと思う事です。
仕事とは、仕事の依頼があって、業務をして、付加価値をつけて、依頼主や次の人に渡していくこと。これが仕事です。
その時に、相手がお客様だと本当に思ったら、いつも以上に真剣に取り掛かると思います。
相手が喜んでもらうためにはどうしたら良いか?相手が頼んで良かったなぁ~と思ってもらうためには、どうしたら良いか?
視点が一つ一つの業務について考えていくことになります。
それが、一つ一つの業務が自分を成長させてくれます。
コンサルタントの私も、クライアント企業様に対して支援を行っているわけですが、結果としてクライアント企業様に成長させてもらっていると常に感じています。
コンサルタントの方に聞くと、ほとんど同じような事を言われます。
実務を通して、成長できる。お客様が成長させてくれる。
成長したいと思うのであれば、すべてが私のお客様と思って仕事をしてみてはどうでしょうか?
ものすごい勢いで成長出来るはずです。
そして、周りからの評価も上がり、仕事の成果ややりがいを感じていくことになります。