
仕事で失敗をした時に、許される人と許されない人がいます。
どういう事かというと・・・
仕事で失敗した時に、「仕方ないな、次は気をつけろよ」と言われてそれ以上の御咎めはない人と、同じような失敗をして「お前、何やってんだ!今日中に始末書を書いて提出しろ!」と言われ、その後も厳しい態度をとられる人。
何かドラマのワンシーンのように聞こえますが、現実的に結構あることではないでしょうか?
この違いは、何にあるのでしょうか?
もちろん、上司の気まぐれや上司の好き嫌いという事もあるとは思います。
でもそれよりも大きな事があります。
それは・・・
「信頼貯金」という事を聞いたことないでしょうか?「7つの習慣」の スティーブン・R.コヴィー博士が言われた言葉です。
それまでその人がどれだけ信頼の貯金をしていたかによって、周りの人の対応も変わるということです。
信頼貯金を貯めていたら、失敗があってもその貯金の中から使っていけるので、お咎めはなし。でも、信頼貯金を貯めていなければ、失敗があればお咎めを受けるという事になります。
では、信頼貯金はどうやって貯まるか。それは当たり前の事をやるという事。ただ、当たり前を自分中心で考えても意味がありません。会社のルール(就業規則や取り決めた事など)や相手が求めている事、約束などを守ってやることです。
具体的には、遅刻・欠席をしない。報告・連絡・相談をタイムリーにやる。自分がやると決めた計画を確実にやる。一度失敗した事は、改善して再発防止につなげる。とかですね。
会社の中では、これが信頼関係の土台にもなります。
特別に仕事で大きな成果や能力を発揮することではなく、この当たり前のことをやる事。これが仕事の基本になり、信頼貯金を貯めることになります。
そして、それが自分の仕事を円滑に進めていくことにもつながります。やりがいの土台にもなっていきます。
今一度、当たり前の事を出来ているかどうか、信頼貯金が貯まっているかどうか、自分自身で確認してみて下さい。
講座開催情報