
すべては、GAPが生み出す。
仕事力を高めて自己成長するのも、仕事で不満を言ってやりがいがなくなっていくのも、すべてGAPが生み出します。
どういう事かというと、
例えば、転職して入ってきた人が言われる言葉に「前の会社は、こうだった」「前の会社ではココまではやる必要がなった」と不満を言って、馴染めずに辞めてしまったり。
これってGAPが生み出しているということにお気づきでしょうか?
前の会社とのGAPです。
このGAPを感じることで、不満になったり、やる気を無くしたりしてしまっているわけです。
おわかりでしょうか?
でも、よ~く考えてみて下さい。前の会社がこうだったといっても、全く意味がないということを。
今の会社は、前の会社と同じようにする必要があるのでしょうか?前の会社が世界標準のスタンダードなのでしょうか?
そんな事はありませんよね。別の会社なのですから。違うのが当たり前。当然なんですね。
日本からアメリカに行って、なんで日本語でしゃべらないんだ!と不満を言っているようなものです。
全く、意味がない比較をして、自分で嫌な気持ちになったり、やる気をなくすよな事をしているわけです。
では、デキル人は、どうしているかということ・・・
入社して、前の会社とのGAPを把握します。
そして、前の会社との違いを認識(受け入れる)することで、そのGAPを埋めようと努力します。
つまり、まずは入社した会社に合わせようと努力するわけです。
そして、ある程度、その会社のやり方を理解し、仕事に慣れてきたら、以前の会社でやっていた方で良かった事を取り入れようとします。
その時に、今の会社での人間関係も構築出来ているので、そうった提案も受けいれてくれやすくなっています。
そうやって、自分が仕事がしやすい状況を作り出しているわけです。
この人は、どちらの会社でも通用する人材になっているので、当然仕事力も高いということになります。自己成長しているということになります。
これもまたGAPが生み出したものです。
これは、転職での事例ですが、普段の仕事の中で、うまく行かないとか、イライラしたり、不満になったり、不安になったり、やる気が無くなったりしている時は、このGAPが原因であることがほとんどです。
一度、振り返ってみて下さい。
そして、これからは、このGAPを先ほどのデキル人のように、活用していくことです。
客観的にGAPを把握し、そのGAPを埋めるための行動をする。それが自己成長につながります。