
計画立てた予定が思い通りいかないという事は、よくある事です。
自分の集中力やスキル不足で予定通りにいかなかったというのは、自分のコントロールの範囲内なので、どうにかする事が出来ます。
しかし、周りから急に予定を入れられたり、未確定だった予定が急に決定したりして、自分以外の事で予定が崩れていくことがあります。
それらは、ほとんどの人が、自分でどうにか出来ないものだと思っているので、急に予定を入れられるとイライラしたり、パニックになったりして、その後の仕事がうまくはかどらないという負のスパイラルに入ってしまうことになります。
周りから急に予定を入れられたり、未確定だった予定が急に決定する事は良くあることです。
なので、良くあることであれば、それを予め予定にいれておくことです。
すると、想定外が想定内になるので、イライラすることもパニックになる事もありません。冷静に対応して、その後仕事も普通にこなしていくことが出来ます。
予め予定にいれておくとは、どういうことかというと・・・
未確定の予定、例えば、相手の希望日程待ちという時に、相手からの連絡があってから予定を入れようとしていたら、相手の主導のスケジュールになってしまいます。
そうではなく、相手の希望日程を待つのではなく、予定を立てる時は、自分でこの日時と決めて入れておくことです。
すると、予定が入っても予定内になります。
こういうと、その立てた予定通りに、相手からの希望日程がならなかったらどうするのですか?という事を言われます。
そうなった場合は、どうするかも予め予定に入れておくということです。
ここで予定が入らなかったら、これをすると・・・。
つまり、二つ予定を作っておくということです。
例えば、
11月5日10時~12時 Aさんと打ち合わせ or ●●の資料作成
11月6日13時~15時 Aさんと打ち合わせ or ●●の資料作成
決まったら、選択していくようにです。
これをAさんとの打ち合わせ日程が決まっていない、相手の返事待ちということで入れていなかったら
予定を埋め込まないといけないので、全体の予定が崩れていきます。
このように、相手の予定が決められる前に、自分で決めておくということです。
では、当日に急に予定を入れられる場合は、どうすれば良いか?
それは、2つあります。
1つ目は、上記と同じように急に差し込まれても良い時間帯を作っておくこと
例)13時~15時 ●●の資料作成 or 差し込まれた仕事
2つ目は、差し込まれないようにすることです。
コンサルティングのクライアント企業の中には、企画や考える事が重要な仕事をしている人がいます。
そういう人にとっては、集中している時に、途中で邪魔されるのを非常に嫌います。
すべてが台無しになるからですね。
なので、先手を打つように指導しています。
どういう事かというと、朝、メールや朝礼で10時~12時までは、
●●の企画立案をしますので集中します。予定があれば、それ以降にお願いします。
と宣言することです。
これをしておけば、よほどの事がない限り、邪魔はされません。
すると、集中して仕事が出来、仕事もはかどるので、その後の仕事も気持ちよくスムーズに進めることが出来ます。
急な依頼があっても、他の人の協力してもらっているので、快く引き受ける事が出来ます。
自分でコントロールできないと思えるような予定外の事でも、工夫すれば、自分のコントロール内に持っていくことが出来ます。
想定外を想定内に。
それが、本来の計画を立てるということです。
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