
やりたい仕事、やってみたい仕事に就いてみたものの忙しくて、楽しいと思えなくなったり、辞めようと思ってしまったり・・・
そんな話も良く聞きます。
最初のうちは、仕事量も少なく余裕があったけど、段々と仕事を覚えるともに、一気に業務量も増えて、毎日何とかこなすので精一杯。残業も多い。
コンサルタントを含め、考える仕事やクリエイティブな仕事にはよくある話です。
そうなると、やりたいとか、やりたかったという気持ちは忘れてしまって、目の前の事しか見えなくなります。
今、そうなっている人にとっては、その中で仕事のやり方やスキルアップしていく事が必要なので、しばらくはさらに大変になるかもしれませんが、それをすることで、随分今の状況から解放されます。
まだ、そうなっていない段階の人やこれからそういった仕事に就こうとしている人にとっては、今からやっておいて欲しい戦略があります。
それは、仕事を覚える時に、ただ今の仕事を覚えるのではなく、忙しくなるのを想定して、仕事の仕方を覚えていくことです。
例えば、コンサルティングであれば、最初は、クライアントは1社とか2社くらいからスタートするのですが、1社、2社の仕事の仕方を最初からしてしまうと、クライアント数が増えた時に、一気に負荷がかかり、時間も破綻してしまいます。
なので、最初からクライアント数が10社あるとかを想定して、仕事の仕方を行っておくことです。
最初は、すごく違和感や余計な事をやっている感があるのですが、クライアント数が増えれば増えるほど、フィット感が生まれて、逆に楽になっていきます。
未来を見据えて、今の仕事をする事です。
やりたい、やってみたいという仕事の理想像を想像し、そんな風になるために、今からその理想像になったつもりで、それに合わせた仕事の仕方をしていくということです。
山登りに例えると、最初は、山のふもとにいたので、その装備でいたら、いつの間にか山の8合目まで登ってきていて、気づいたら雪も降ってきて、それにあった服もなければ、食料もない状態になって大変な事なってしまうのではなく、山のふもとにいる時から、山の頂上でも過ごせる装備をしておくということです。ふもとにいる時は、余計に荷物がある状態ですが、登れば登るほど、その状況にあってくる。装備しておいて良かったと感じることができ、山登りそのものやその景色を楽しむことが出来ます。
大体、先輩やデキル人が教えると、山の上の方にいる人たちなので、ふもとにいる教えられる側にとっては、余計な装備を背負わされているような感じになることがあります。「なんでこんな事しないといけないんですか?」「これって無駄じゃないんですか?」って
本当は、山の上に登った時に、「凍えないように、飢えないように、楽しみめるように」という愛情なのですが、それがふもとにいるからわからないんという事があります。
もし、本当にやりたい、やってみたい仕事に就くのであれば、山の上の装備を最初からするつもりで仕事の取り組んでみて下さい。
私からの愛情です。
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