
考える力や思考力を磨くためには、自分自身に対しての質問をしていく事が有効です。
仕事である壁にぶち当たった時、どうすれば良いかわからなくなった時、やろうと思っているけど、なかなか前に進まなくなった時、へこんで逃げ出したくなった時など、色々と遭遇する場面で、自分自身に対して質問することで、解決の糸口を見つけていく作業をする。
ただ、有効な質問や質問のバリエーションが知っていなければ、解決の糸口に向かう事が出来なくなります。
また、自分自身の対しての質問の癖やワンパターンになっている事によって、思考が狭くなっていっている可能性もあります。
そのために、まずは質問のバリエーションをする事から始めます。
1.質問のバリエーションを増やす
2.自分自身に問いかける
3.思考する幅が広がる
4.柔軟な思考ができるようになる
5.問題解決思考が身に付いてくる
6.結果として、思考力が身に付いている
ということが起こってきます。
その最初が、質問のバリエーションを増やすということです。
例えば、壁にぶち当たった時に、自分自身どんな質問をしていますか?
「あぁ~、もう駄目だ!無理、最悪」なんて質問もせずに終わっていたら、論外です。
「どうして、こんな事になったのか?」と原因追及する質問する人は多いですね。
でも、コレだけだと、自分や相手、環境を責めるような結果になり、解決に向かう事が難しくなります。
だから、質問のバリエーションを増やしておく必要があります。
例えば・・・
「どうしたら、うまく行くのか?」
「他にどんな方法があるか?」
「どうすれば、可能になるか?」
「本当のこのままで良いのか?」
「何かおかしなことはないか?」
「本当は、どうなりたいのか?」
「もし、この壁を乗り切ったら、どんな風になるか?」
「もし、この壁を乗り切らなかったら、どんな風になるか?」
「誰かに助けてもらうことで、この壁を乗り越えられないか?」
「何があれば、この壁を乗り越えられると感じるか?」
などなど、たくさん質問のバリエーションを用意しておいて
ひとつずつ自分に質問をしていくことです。
すると、思考の幅が広がり、問題解決の糸口も「ハッ」と気づくことになります。
質問は色々と本もあるので、まずは自分の中に質問のバリエーションを増やして下さい。