
新しく仕事を覚える時に、教えてもらってやるとか、とりあえずやりながら覚えるとか、色々と方法はあると思います。
その時に、大事なことは、その後にあります。
教えてもらった事、やりながら覚えた事などを整理してまとめているかどうかという事です。
例えば、手順書や業務フローしてまとめる。チェックリストとしてまとめる。などまとめる方法はいろいろとありますが、「これを見れば、その仕事ができる」という状態にしておくことです。
これをしておけば、次は「どうやるんだったけ?」という考えるエネルギーや時間を削減することが出来ます。
よくやる仕事であれば、すぐに覚えるかも知れませんが、数ヶ月に一回とか一年に1回とかあまり頻度多く発生しない仕事は、その都度「どうやるんだったけ?」ということになってしまうことがあります。
その時に、手順書や業務フロー、チェックリストにまとめておくと、すぐにとりかかることが出来ます。
考えることなく、作業レベルにもなるので、思考の消費エネルギーも削減できます。
また、まとめる効果は、自分がどれだけ理解しているのか確認することも出来ます。何がわかっていて、何がわかっていないか?漏れやズレがどこにあるのかもわかるので、そこですぐに再確認や修正をしていくことで、仕事の精度を上げていくことが出来ます。
さらに、部下や誰かにその仕事をやってもらいたい時に、教える手間が省けます。つくった手順書や業務フロー、チェックリストを使って指示していけば良い訳なので。
すると、自分の仕事も減らすことが出来ます。
仕事を覚えるだけではなく、仕事の成果、後々の時間短縮や、仕事の余裕を創り出すことが出来ます。
なので、最初に大変だけど苦労して作っておけば、あとあとが楽になるということです。
後々に、何度も何度も思いだしたり、考えたり、人に振れずにずっと自分がやり続けていく苦労をするか、最初に苦労して、あとあとはずっと楽にするか?
仕事の改善は、ほとんどが上流にあるので、最初に苦労しておいた方が、良い結果につながります。
苦労するなら、どこで苦労するかで、全然変わってきます。その苦労のポイントを見極めることも大切なことです。
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